バーチャルリアリティを知らない私が初めてバーチャルリアリティに触れてみた

野水聖来

私にとってのバーチャルリアリティとは、可能性を感じさせてくれるものです。私は、VRやARといった技術にあまり詳しくなく、そこまで関心がありませんでした。そこには、自分の考えが影響していると思います。

確かに、あれば便利なことの方が多いし、Vtuberという新しいジャンルが出てきた時は純粋に驚いていました。ですが、あまり深く関心を持ったり、積極的に自分から調べたり…といったことはしてきませんでした。

今回、このテーマになった時、だいぶ不安を抱えながら行っていました。上記の通り、自分にはまだまだ知識が足りないことだらけだったからです。

結果から言うと、最初の頃から大きく印象は変わっていました。一見するとエンターテイメント的な側面を多く持っていますが、スポーツ、医療、教育など、調べれば調べるほどさまざまなものと結びついていたからです。私の知っているバーチャルリアリティとは、氷山の一角だったんだ、と思いました。私たちの生活に必要不可欠とまではいかなくても、それらを活かすことでまったく新しいものを生み出したり、将来的な技術の底上げをすることができたり、新しい可能性の欠片をいくつも見つけることができました。

それを大きく感じることができたのは今回、株式会社meleap 様に取材をさせていただいたからです。株式会社meleap様では、HADOというAR技術を用いた新しいスポーツを生み出しています。取材の前に、実際にプレイさせていただいたのが、初めてバーチャルリアリティに触れた瞬間でした。ARを使ったスポーツということで、最初は慣れないところもありましたが、最後には楽しくプレイできました。

まだまだ、自分にとって身近に感じることは少ないですが、いつか自分の生活の中でもバーチャルリアリティに触れながら暮らす日々が来るかもしれない。そんな日があってもいいのかもしれないと、そんな可能性を感じながらワクワクさせてくれるものがバーチャルリアリティだと思います。

(野水聖来)