『岩田さん
岩田聡はこんなことを話していた。』
著者:ほぼ日刊イトイ新聞・続
出版社:ほぼ日刊イトイ
発行:2019年7月11日
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『岩田さん
岩田聡はこんなことを話していた。』
著者:ほぼ日刊イトイ新聞・続
出版社:ほぼ日刊イトイ
発行:2019年7月11日
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この本を読んで見手、本当に人間関係というものの理解が深まった気がします。
社員と会食をしながらコミュニケーションを取ることをしていたとされる岩田聡さんは、第一に「仲間」ということを意識していると感じました。任天堂の社長になるまでに色々な苦難があったと思います。ですが、最初にゲームを作った時もたまたま隣の席だった友達、HAL研究所を作った時も仲が良かったプログラマーの同士達と、岩田さんを支えた大きな存在というのは周りにいる人間とそれを理解してくれる仲間がいたからだと感じました。
僕も、人脈にはすごく気にしていて、仲のいい友達は一生大事にしたいと。仕事でもお付き合いしたいと思うようなところがあります。そんな簡単な考えを、手の届かないような高い存在の人も考えていたんだと思うと、すごく共感しましたし、感動しました。
そして、仲間と同じように考えているのは、「楽しいこと」だと思います。岩田さんはすごく「楽しい」「面白い」と考えているようでした。ゲームを作る度に、面白さが増していたと思います。HAL研究所にアルバイトをしていた時も大学にはほとんど顔を出さず研究所ばかりに顔を出して。そしてHAL研究所に入社してすぐのころ任天堂からファミコンが発売されました。岩田さんはそのファミコンのゲームソフトに携わることができました。その時HAL研究所の人と一緒に作ったソフトは「ピンボール」と「ゴルフ」でした。今でも好んでいる人がいると思います。
岩田さんは、単純に面白い、楽しいと思っているからこそ、いい物が作れたのだと思います。僕も、今回m:Evoのウェブ版を作っているのですが、それも覚えて行って自分でできるようになってとても面白くなりました。その感覚に近いのかなと思いました。
岩田さんのことばは、とても難しいように思っていましたがただただ単純に普段思っていること岩田さんも思っていたんだなと思うと、近いような遠い存在だと感じました。
クリエイターはもちろんそうではない人、まだやることが明確にない人はぜひ読んで見てください。とてもためになると思います。
ノベル&シナリオ専攻 2年 福嶋大樹